白内障は、眼球内の水晶体(カメラに例えればレンズ)が灰白色や茶褐色に濁る疾患で、視力低下や、物がかすむ、ぼやけて見えるなどといった症状が現われます。 原因としては、先天性のもの、外傷性や外的刺激によるものもありますが、圧倒的に多いのが老化によるもので、特に40歳代の後半から年齢を重ねるにつれて発症のリスクは高まり、徐々に進行するため症状に気づかないケースもあります。
現在のところ有効な治療法は、手術しかありません。
当院では、最先端の手術機器(アルコン社製センチュリオン)と最高水準の技術により、安心・安全な白内障手術を実施しています。 当院の白内障手術は以下のような手順で行い、手術時間は通常3~4分程度。麻酔は点眼のみで、術中の痛みはほとんど感じないのでご安心ください。
ご希望の患者様には両眼同日の白内障手術も行っております。患者様の目の状態や術式によってはご希望に添えない場合もございますので、詳細につきましてはクリニックまでお問い合わせください。
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点眼麻酔(4%キシロカイン)
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※眼内レンズの種類によって変わります。
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混濁した水晶体の核と皮質を超音波で破砕処理します。
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破砕処理した核と皮質を吸引します。
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吸引した水晶体の部分に人工の眼内レンズを挿入します。
レンズの選択により、近視・老眼・乱視の矯正も可能です。
当院では、患者様のご希望や状態に応じて、最適なレンズを選択しています。
単焦点レンズ:J&J社、アルコン社、HOYA社、参天製薬社、興和創薬社
多焦点レンズ:J&J社、アルコン社
乱視矯正用レンズ:J&J社、アルコン社、HOYA社
従来、術者が行っていた手術の重要工程にあたる前嚢切開、水晶体分割をフェムトセカンドレーザーにて行う
最先端の手術です。
コンピューター制御により正確な位置にレーザー照射を行うため、安全で再現性の高い手術が可能になります。
当院では多焦点眼内レンズ(国内未承認)を用いた白内障手術にて、レーザー白内障手術を行っております。
また、患者様のご希望に応じて自由診療にてレーザー白内障手術を行うことができます。
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レーザーを用いて水晶体を覆う膜(前嚢)を真円に照射します。
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混濁した水晶体を小さなブロック状に分割します。
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術者によって水晶体を吸引除去し、眼内レンズを挿入するための切開創を作成します。
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術者によって、通常の白内障手術同様に核処理、皮質吸引、眼内レンズ挿入を行います。
レンズ性能を最大限に発揮させるには、水晶体の中心に正確な大きさの真円の穴を開けることが大切なため、
多焦点眼内レンズなどのプレミアムレンズを挿入する際に有用な手術法となります。