2021年7月1日
湿度の高い夏にドライアイ?と思われるかもしれませんが、夏の時期にもゴロゴロ、しょぼしょぼといったドライアイの症状を訴える患者さんは少なくありません。
原因のひとつはエアコンや扇風機の風です。
早めの室温調整は大切ですが、エアコンや扇風機の風が直接顔にあたると涙はすぐに乾いてしまいます。
また、自宅で過ごすことが増え、テレビやスマホ、パソコンの使用時間が増えた方も多いと思います。
瞬きには涙を眼の表面に運ぶ役割がありますが、じっと画面を見る事で瞬きの回数が減り乾燥へとつながります。
対策としては体の向きや扇風機の位置を変え、直接風が当たらないようにする。
画面が目線より下になるように配置する(上を見るよりも下を見たときの方が瞼が閉じ気味になり、眼球の露出面積は小さくなります)。
こまめに休憩をとることも大切ですね。
ドライアイを悪化させる原因を取り除き、上手に付き合っていきましょう。