オルソケラトロジーは、特殊な形状のハードコンタクトレンズを夜間寝ている間に装用し、角膜の形状を変化させことで近視や乱視を矯正する治療法です。起床時にレンズを外しても角膜の形状は一定時間保持されるので、日中は裸眼で過ごすことが可能。近視の予防効果も期待されます。 近視の矯正手術に抵抗感のある方、子供や思春期の方などに、お勧めの屈折矯正術です。
当院では、日本人の角膜形状にフィットしたデザインで、極めて酸素透過率の高いレンズ「ブレスオーコレクト」を採用し、患者様の視力矯正をきめ細かくサポートしています。
通常は網膜上で焦点が合いますが、
近視の場合は網膜の手前で焦点が合うため、遠くの物がぼやけて見えます。
就寝時に専用レンズを装用することで、特殊な内面カーブが角膜前面の形状を変化させ、
扁平化することにより焦点が網膜上で結ばれ、像がはっきり見えます。
レンズによって扁平化された角膜前面は、
レンズをはずしても一定時間形状が保持されるため、日中は裸眼で過ごせます。
◎外科的な手術ではない手軽な治療法
◎近視だけではなく、乱視の矯正にも対応
◎日中は裸眼での生活が可能
◎レンズの取り扱いが簡単(ハードコンタクトレンズと同等)
◎近視進行の抑制効果が期待される
◎治療(レンズの装用)を中止すれば、元の状態に戻せる
◎強度の近視には適応できない
◎視力が安定するまで個人差がある
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専用レンズの装用が可能かを詳しく検査します。
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適応検査の結果をもとに、専任のカウンセラーが治療に対する
不安や疑問点などについて、親身になってお答えします。
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治療が適応と診断された場合、
1週間テスト装用していただきます。
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テスト装用の効果を診断し、レンズを処方。治療を開始します。
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治療開始翌日、2週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、
それ以降は3ヶ月毎に定期検診を行い、視力や目の状態をチェックします。
治療中、何か異常を感じた場合は、検診日以外でもすぐに受診してください。