2022年5月1日
ロシアのウクライナに対する軍事侵攻が始まってから、2ヶ月余りが経過しようとしています。
なぜ、このような戦争が起き、また両国の会談を重ねても、なかなか終戦を迎えることができないのか?
これは長い歴史を紐解き、民族の問題や国家の考え方などを含めた地政学的な観点から1つ1つ整理しないと理解することは難しいと思います。
また、私たちが住む日本という国だけの視点で見ていると、報道のされ方もかなり偏りがあり、正しいことと間違っていることが混在しており、正しい情報を見分けることが重要であることも痛感します。
ただ、ひとつ言えるのは争いから人の命を奪い、犠牲者が出ることは絶対に許されることではありませんし、1日でも早くこの争いが終結してほしいと願うばかりです。
ところで、皆さんは「備蓄」をしていますか?
今回の戦争から表面的な争いだけでなく、色々なことが変化しようとしています。
例えば、経済面から見れば為替は短期間で大きな円安に向かっております。
原油を含めた資源高は顕著に見られ、インフレを引き起こしています。
通常、インフレは好景気から物価が上昇していきますが(企業の収益が上がり、個人の所得も上がる)、景気が良くない状況でインフレが起きているので(企業の収益も上がらない、または下がる、および個人の所得も同様)スタグフレーションという良くない状況にあります。
ヨーロッパ諸国をはじめ、このような状況から物価が大きく上がり、人々の生活は苦しくなってきています。
高くても買えるうちはまだ良く、スーパーなどから生活必需品が品薄になってきています。
日本も遠くないうちに似たような状況になってもおかしくはないと思います。
来なければ良かったと思える、しかし、最悪な状況も想定し、最低限備えるという意識はとても大切です。
まだ何もしていないという方は少量でもミネラルウォーターや缶詰など、手軽なものから始めてみるといいのではないでしょうか。
「備えあれば憂いなし」です。