2020年4月1日
段々と気候も暖かくなり、春らしくなってきましたね。
さて、春といえば桜の季節です。今回は桜に関する豆知識をいくつかご紹介したいと思います。
【桜はバラ科】
桜は「バラ科サクラ亜科サクラ属サクラ亜属」に所属する植物の総称だそうです。
【桜には毒がある】
桜の葉は「クマリン」という毒を生成します。そしてこの毒は雨水により地面に落ち毒をまき散らし、他の植物の成長を阻害して育ちにくくします。また、抗菌性もあり葉を守る役割でもあるようです。ただ、毒性があると言ってもそこまで強力な毒ではないことから、桜餅に使用する程度の少量であれば問題ないとのことです。
【桜には人を興奮させる作用がある】
桜の花粉には人を興奮させる作用があります。「エフェドリン」という物質が含まれていて、この物質に人間の興奮を誘発させる作用があるとのことです。
【仕込んだ人が「さくら」と呼ぶ理由】
仕込まれた偽客のことを「さくら」と呼びますが、この隠語は江戸時代に使われるようになった言葉で、最初は芝居小屋で使われていた言葉だったそうです。芝居小屋で役者に声をかける役の人は景気よく派手に声をかけたと思ったら、すぐに散っていなくなることから「さくら」と呼ばれていたとされています。そして、その言葉が露天商の間で使われるようになり、賑やかしに使われる偽客のことを「さくら」と呼ぶようになったとのことです。
以上が桜に関するいくつかの豆知識でした。普段見ているものでも、雑学を聞くと少し見方が変わりますね。皆さんも桜に限らず、身近なものを調べてみると普段の景色が違って見えるかもしれませんね。