2019年8月1日
本格的な夏がやってきました。じっとしていても汗が出て疲れる。寝苦しさからの睡眠不足、食欲不振など「夏バテ」を起こしやすい条件が重なります。
こんな暑い時期はアイスクリームや冷たい清涼飲料水、炭酸飲料などをつい口にしたくなりますね。これらの甘さは冷たさや炭酸によって感じにくくなりますが、実際はたくさんの砂糖が含まれているものが多く、摂りすぎると血糖値が急激に上がって空腹感が満たされ、「食欲がわかない」原因にもなりかねません。
また、砂糖の摂りすぎは糖質をエネルギーに変えるために必要な「ビタミンB1」をたくさん消耗してしまうことになります。夏は体力を維持するために消費量が増え、かつ水溶性のため汗や尿に排出されやすいので、とくに不足しがちな栄養素です。甘い物の摂りすぎでビタミンB1を無駄使いしないように気をつけましょう。
ビタミンB1不足が続くとバテたり、疲労が残ったり体調不良になるなどの症状が出てしまいますので、ビタミンB1が豊富な豚肉やハム、豆腐、ごま、鮭などを積極的にメニューに取り入れることもおすすめです。